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「博多旧市街まるごとミュージアム」いよいよ開催!

 歴史を感じる舞台でアート作品を展示する屋外型アートイベン卜「まるごとミュージアム」。その第2弾として、今回は博多旧市街エリアを舞台に開催します。中世最大の貿易港湾都市・博多の中心として栄え、今も中世に由来する歴史・伝統・文化が数多く伝わるこの地域に、屋外ならではの巨大な作品や、作家が福岡に滞在し制作した作品など、国内外の7名・組の作家による多彩なアート作品を展開します。「古い」と「新しい」が混在した今までにない発見を、秋の博多で体験してみませんか?

詳細は、
博多旧市街まるごとミュージアム

[会  期]
  2018 年10月31日(水)~ 11月4日(日)
※冷泉公園会場のみ、11/1(木)~11/3(土)

[会  場]
 出来町公園、龍宮寺、「博多町家」ふるさと館、
冷泉公園、  川端通商店街、福岡アジア美術館、
博多座


[料  金]
 無料
 ※龍宮寺のみ17:30以降は、博多旧市街
   ライトアップウォークチケットが必要

[出品作家]
◆鈴木 康広
1979年生まれ、東京在住の美術作家。日常の見慣れた事がらを、遊び心にあふれた独自の「見立て」によって作品化し、注目を集めています。今回は冷泉公園の芝生の上に、全長18mの大きな≪空気の人≫が出現します。
※雨天の場合、別会場で展示予定

◆ヴー・キム・トゥー
1976年生まれ、ベトナム・ハノイ在住の美術作家。福岡アジア美術館のレジデンス事業で9月より2か月間福岡に滞在。福岡の街をテーマに、紙で作ったランタンによる光のインスタレーション作品を、三宝大荒神堂内に設置します。(平成30年度文化庁アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業)

◆ストーリーボックス
2010年に設立されたマルチメディア・スタジオ。ニュージーランドを拠点に、「物語」を多彩な手法で紡ぎだす作品を発表してきました。福岡では海上運送用コンテナを用いた大掛かりな映像インスタレーションを展示します。

◆牛嶋 均
1963年生まれ、久留米在住の美術作家。舞踏家・田中泯との出会いから、身体パフォーマーとしても活動。遊具としても遊べる造形作品で知られていますが、今回は山型の構造物に特殊な照明(制作:市川平)を組み合わせた新作を発表します。

◆とよだ まりさ
福岡市文化芸術振興財団機関紙「wa」78号の表紙を飾った北九州在住の画家・とよださんが、龍宮寺に伝わる「人魚伝説」にちなんだ新作を展示します。僧侶でもある彼女が描く色彩豊かでユニークな作品とお寺との親和性もお楽しみください。

◆モー・ジアチン/莫佳青
1993年生まれ、中国・杭州在住の映像作家。福岡アジア美術館のレジデンス事業で本年5~7月に福岡に滞在し、福岡の人々とともに、近未来的な台所をイメージした映像作品を制作。カラフルな撮影セットとあわせて展示します。(平成30年度文化庁アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業)

◆チュンリン・ジョリーン・モク
1984年生まれ、香港在住の映像作家。2015年福岡に3か月間滞在し、川端通商店街の16店舗の日常を暖かな視点で構成した映像作品を制作。今回初めて作品の舞台である川端通商店街の中に展示します。

[主催]
まるごとミュージアム実行委員会
[福岡市、(公財)福岡市文化芸術振興財団]

[問い合わせ先]
まるごとミュージアム実行委員会事務局
(TEL:092-711-4969)

*福岡アジア美術館では、
  7階ロビー:モー・ジアチン/莫佳青(中国)「魔法の薬」
  M8ラウンジ:ヴー・キム・トゥー(ベトナム)のワークショップ作品
 を展示します。