2017年8月18日金曜日

陳澄波記事から思うこと

毎日新聞(8月16日)に、現在アジ美で展示中の陳澄波(チェン・チェンボー)作品が紹介されました。
東アジア近代美術の重要作家の作品が日本にあったこと自体が珍しいですし、陳澄波は台湾ではいかにも「台湾的」なスタイルの油絵を確立したまさに「巨匠」であり、近代美術にはそぐわない故宮博物院で!個展が開かれたり、「家庭美術館─美術家伝記叢書」のような一般向け美術全集にのるほど有名です。地方都市の近代化と親密さとが混ざり合うリアルのようで幻想的な絵で知られる陳にしてはやや珍しい画題、台湾東海岸のインフラ整備と「原住民」文化研究支援という日本から台湾への両義的な関心など、いろいろな読解が可能な作品です。
皆さんのおうちにもひょっとしてアジア近代美術の名品が眠っていませんか?!
展示作品に直接は関係ありませんが、陳澄波をいっそういっそうヒロイックにしているのは、毎日の記事にもあるように、彼が二二八事件の犠牲者だったことです。この写真は、黒田部長が台北二二八紀念館の前で撮ったもの。事件の犠牲者の名前と顔写真が屋外に展示されています。背景の明るい公園の風景でなく手前のガラスに印刷した写真にレンズの焦点を合わせないとうまく撮れません。皆さんがよく知っていると思っているアジアの街でも、焦点を変えてみることで、いろいろな歴史と人生が見えてくるのです。[ししお]

2017年8月14日月曜日

光州市立美術館館長ご来館

8月13日(お盆で日曜…)に光州市立美術館のチョ・ジンホ館長(右から2番目)、ユン・イク学芸研究室長(右)が来館され、靍田(つるた)徹アジ美館長とお話しされました。同館のイム・ジョンヨン学芸員(左から2番目)は一か月間インターンとしてアジ美受入支援事業で当館に滞在していました。写真はキム・チャンヨル作品の前で。一人だけシンメトリーではない一番左の人は? [ししお]
Mr Cho Jin-ho, director(조진호관장 인사말), and Mr Yun Ik, Chief curator,  of Gwangju Museum of Art (광주시립미술관) visited FAAM and met Director Tsuruta, on August 13. Im Jong-young, curator of Gwangju Museum of Art, had been working at FAAM as an intern for a month, in FAAM's support program. In front of Waterdrops by Kim Chang-yeul, from right to left: Mr Yun, Director Cho, Mr Im. You should know the last asymmetry one. [Shishio]

2017年8月3日木曜日

アートスケープの英語サイトで紹介されました。

日本のアートシーンを発信し続けているウェブマガジン、アートスケープの英語版「アートスケープジャパン(Artscape Japan)」さんが、当館の取材記事を書いてくださいました。タイトルは「大陸への入り口:福岡アジア美術館(Gateway to the Continent: Fukuoka Asian Art Museum)」。なんだかかっこいいですね。

英語サイトとしては、常設展などもカバーしたこれまでにない包括的な内容で、写真もたくさん、読み応えがあります。これから日本・福岡を訪れようと思っている方に、ぜひ読んでいただきたいです☆

Fukuoka Asian Art Museum is covered by Artscape Japan, web-magazine know for its dedication to introducing Japanese art scene and artists for English language readers. The article is titled as "Gateway to the Continent: Fukuoka Asian Art Museum."

This is one of the most comprehensive articles about the museum written in English, introducing collection shows, upcoming events, and attaches many collection images. We are very happy if you could read it and visit the museum!







2017年7月21日金曜日

ヤルー滞在制作作品「ヤルーパーク」公開します! トークもあります!!!

ヤルー滞在制作作品「ヤルーパーク」公開&トーク


 福岡アジア美術館に5 月より滞在していたヤルーさんが、福岡で制作した、プロジェクション・マッピングを使った映像インスタレーション作品「ヤルーパーク」を公開します。
5種類の果物の形をしたスクリーンに、ヤルーさんが福岡で気になったものを組み合わせた映像が浮かび上がります。
毎日先着100 名の方には、ヤルーパーク特製ガチャガチャで景品をさしあげます。
ご来場お待ちしております。


[日 時]
・作品公開 7月28日(金)~31日(月)  10:00~20:00
・トーク     7月29日(土) 14:00~15:00 *逐次通訳(英語/日本語)

[会 場]
交流ギャラリー(8F)  *入場無料*

[アーティスト]
ヤルー/ YALOO
1987 年生まれ、ソウル在住。シカゴ美術館付属美術学校で映像を学ぶ。プロジェクション・マッピングやビデオ彫刻を得意とする映像作家。
[滞在期間:2017年5月12日~ 8月9日(90日間)]

2017年6月23日金曜日

7/16、17 「あじびキッズ・ラボ  スマホでメディアアートを作ろう!」参加者募集☆



韓国のアーティスト、ヤルーさんと一緒にスマホを使ったメディアアートに挑戦しませんか。
2日間の連続講座で、家族の写真や美術館周辺で撮影したスマホ写真をプリントして上から絵を描き、最後に参加者全員でひとつのメディアアート作品にします。
夏のアートな思い出を親子で一緒に作りましょう!


【日時】 7月16日(日)、17日(月・祝) 
     10:00~14:00(連続講座、1日だけの参加は不可)

【場所】 交流スタジオ(8F)

【対象】 小学3年生~6年生の児童と保護者 10組 (1組に1台のスマートフォンが必要です)

【申込方法】氏名、児童の年齢、電話番号、FAX番号、Emailアドレスをご記入の上、
福岡アジア美術館交流係までFAXするか、ホームページよりお申込みください。
※申込者多数の場合は、抽選とさせていただきます。

【申込〆切】 7月10日(月)

【当日のスケジュール】
(7月16日) 10:00 ワークショップ開始、アーティスト紹介
              ワークショップ説明
         10:30 写真選び、動画の制作
         12:00 昼食(各自でご準備ください)
         13:00 制作続き、動画の完成、発表(予定)
         14:00 終了

(7月17日) 10:00 ワークショップ開始、ワークショップの説明
         10:30 オブジェ制作
         12:00 昼食(各自でご準備ください)
          13:00 制作続き、完成、鑑賞会
         14:00 終了 



   

2017年6月7日水曜日



平成29年度受入支援事業


イム・イェン・サム 

滞在作品公開&トーク



福岡アジア美術館に5月より滞在していたイム・イェン・サムさんが、短い滞在の中で一組12点の刺繍作品を完成させました。福岡で出会った12人の地元の方々の顔を、ガーゼに刺繍で表した作品です。
つきましては、滞在作品を公開するとともに、作家本人によるギャラリートークをおこないます。ぜひお越しください。


日時:
 ◎作品公開:611日(日)~711日(火)
 ◎トーク :611日(日)14:0015:00  *逐次通訳(中国語/日本語)

場所:
 福岡アジア美術館 7階 彫刻ラウンジ   *入場無料

アーティスト紹介:
 イム・イェン・サム Yim Yen Sum 
  1987年生まれ、クアラルンプール(マレーシア)在住。  
 布など柔らかく形をかえる素材をつかって制作をおこなうアーティスト。 
 「ユナイテッドオーバーシーズ銀行絵画賞2017」でマレーシア部門最優秀賞を受賞。
 [滞在期間:201758日~615]

問い合わせ:
福岡アジア美術館 交流係
812-0027 福岡市博多区下川端町3-1リバレインセンタービル7. 8
Tel: 092-263-1100 Fax: 092-263-1105 E-mail: faam@faam.ajibi.jp



イム・イェン・サム Yim Yen Sum 
滞在制作作品の1点







     

2017年5月15日月曜日

5/20「滞在作家によるトーク」開催!

   <福岡ミュージアムウィーク2017>
滞在作家によるトーク
~これまでの活動と福岡での予定~



 福岡アジア美術館では、いよいよ2017年レジデンス・プログラムがスタートします。まず最初の招へい者として、韓国出身のヤルーとマレーシア出身のイム・イェン・サムの二人のアーティストが5月より滞在します。
 来福後初のイベントとなる今回のトークでは、二人の自己紹介を兼ねて、これまでの創作活動について、そしてこれから福岡でおこなう活動プランについてお話ししてもらいます。ぜひご来場ください。


[日 時] 5月20日(土)14:00~16:00
[場 所] あじびホール(8F)

[講 師]
◎ヤルー/YALOO
1987年インチョン(韓国)生まれ、ソウル在住。
プロジェクション・マッピングやビデオ彫刻を得意とする映像作家。福岡では、山笠を組み合わせた映像作品を制作するほか、映像の製作・編集に関するワークショップも予定。
[平成29年度招聘事業]
滞在期間:5月12日~8月9日

◎イム・イェン・サム/Yim Yen Sum
1987年生まれ、クアラルンプール(マレーシア)在住。
布など柔らかく形をかえる素材をつかって制作をおこなうアーティスト。
「ユナイテッドオーバーシーズ銀行絵画賞2017」でマレーシア部門最優秀賞を受賞。
[平成29年度受入支援事業]
滞在期間:5月8日~6月9日

*入場無料/事前申込不要/逐次通訳*