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9月, 2016の投稿を表示しています

特別企画「東南アジアのアートスペース ~あじびアーカイブ・セレクション~」

9月28日より、小さな企画展「東南アジアのアートスペース ~あじび アーカイブ・セレクション~」がオープンしました。 会場は、7階と8階を結ぶ階段のあいだにある「ラウンジM8」。夏には、受け入れ支援事業で滞在した韓国のアーティスト「キ・スルギ」の作品が展示されていましたが、普段は何もないスペース。 この場所に、アジア美術館のこれまでの蓄積のひとつ、各地からこれまで集まってきたアーカイブ資料(作家資料、展覧会、アートプロジェクト等)を紹介するスペースが作れないか?そんなアイデアからスタートした本企画。 今回、10月6日から開催予定の企画展「 アートでつながる-東南アジアの美術グループ 」に合わせて、東南アジア各地のアートスペースに関する書籍、アーカイブ資料を紹介しています。 東南アジア4か国(インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナム)の中から、現在も活動中のアートスペースを計7か所選んでいます。ケースの中には、各アートスペースが発行した書籍の他に、運営に関わるアーティストたちの作家資料を展示しています。東南アジアではアーティスト自身が運営に関わるアートスペースが数多くあります。 当館のレジデンス事業も参加したベトナムのアーティスト「グエン・フォン・リン」の資料。日本語で紹介されているものを集めてみました。 テーブルコーナーには、福岡アジア美術トリエンナーレのカタログや、東南アジアのアートスペースに関する日本語書籍を並べています。 屋根が低く、こじんまりとしているラウンジM8の空間、実は書籍や紙の資料等の展示にいい具合にフィットしているようです。 美術館の7階と8階を階段で行き来する時、途中にあるこの小さな展覧会もぜひ覗きに来てくださいね。

アジア文化賞受賞者オカンポ氏来館 Mr Ocampo, laureate of Fukuoka Prize, visited FAAM today

2016年(第27回)福岡アジア文化賞(学術研究賞) を受賞されるアンベス・R・オカンポ氏が本日来館されました。フィリピンでの歴史学者としてだけでなく執筆や様々な領域での文化行政などでの活動を評価されての受賞ですが、ベン・カブレラ、アルトゥロ・ルス、ホアン・ルナなどフィリピンの重要美術作家の企画もおこない、マニラのアテネオ美術館、アヤラ美術館、ロペス美術館、国立博物館の委員もされており、アジ美と協力関係にあるシンガポール国立ギャラリーの顧問を務めていることから、美術への造詣の深さ、展示方法への関心にびっくり! 授賞式は明日アクロスで。 写真は左から中尾学芸員、黒田部長、オカンポ氏、森館長、岩本国際交流担当。よく見るとオカンポ氏と森館長の間に芋虫に襲われるパンダが。 (ししお) Mr Ambeth R. Ocampo, Academic Prize laureate of The 27th Fukuoka Prize  visited FAAM today. His award is not only for his achievement as a historian and a writer, but for his diverse activities in cultural policies. He has curated exibitions of eminent Philippine artists, such as Ben Cabrera,  Arturo  R. Luz , and Juan Luna; he works as a board member of  Ateneo Art Gallery ,  Ayala Museum ,  Lopez Museum , National Museum of the Philippines , and as a consultant of  National Gallery Singapore --thus his knowledge in art and interest in display surprised FAAM curators.  The Award Ceremony is held at ACROS Fukuoka  tomorrow .  From left to righ

新しい看板 Find this new signboard at the entrance

先月末から一階入り口についてます。よく見れば四か国語対応です。左下の草が邪魔。 観覧料とか施設の詳細入りをもう1枚作ってあるのでアートたけし展の後にお目見得。 (ししお) A new signboard has appeared since last month at the 1st floor entrance.  Close look will find four languages. Weeds at bottom left are too meddlesome. Another one with more details of admission and facilities will soon join after Art Takeshi Exhibition.  [Shishio]

シンガポール・ビエンナーレ2016

Singapore Biennale 2016 10月27日から来年の2月26日まで。 会場はシンガポール美術館と8Q。 出品作家 アジ美関係者では、レジデンスOBの Nguyen Phuong Linh、FT2&4のTun Win AungとWah Nu、FT4のQiu Zhijieが選ばれています。 (ししお)

9/17(土)「滞在作家によるトーク」開催☆

 福岡アジア美術館では、平成28 年度レジデンス・プログラムとして、二人の美術作家、ジュリアン・エイブラハム・” トガー”(インドネシア)とロー・イーチュン/羅懿君(台湾)を、3 か月間招へいし、福岡で滞在制作やワークショップなどをおこなってもらいます。  来福後初のイベントとなる今回のトークでは、二人の自己紹介を兼ねて、これまでの創作活動について、そしてこれから福岡でおこなう活動プランについてお話ししてもらいます。ぜひご来場ください。 ■日 時 :2016年9月17日(土)14:00~16:00 ■会 場 :交流スタジオ(8階) ■入場無料・逐次通訳(事前申込不要) ■滞在作家紹介 ◎ジュリアン・エイブラハム・” トガー”/Julian Abraham “Togar”  1987 年生まれ、マダン(インドネシア)在住。音楽、映像、電気工学などを得意とし、たくさんの人々を巻き込むコミュニティ・プロジェクトをおこなうアーティス ト。福岡では、まずリサーチをおこない、福岡独自のプロジェクトをおこなう。発酵実験を使ったワークショップも計画している。  (滞在期間:9月7日~12月5日) ◎ロー・イーチュン/羅懿君/Lo Yi Chun  1985 年生まれ、台北(台湾)在住。人と自然の関係をテーマに、近年は特にバナナの皮をつかって制作しているアーティスト。福岡では、バナナの皮と福岡ならでは の植物などと組み合わせて、インスタレーションを制作する予定。バナナの皮を使ったワークショップもおこなう。  (滞在期間:9月12日~12月6日) http://faam.city.fukuoka.lg.jp/event/detail/444

ART FAIR ASIA FUKUOKA 2016

福岡美術史上初?!の国際アートフェア Art Fair Asia Fukuoka の2回目。 今年はアジ美の隣のホテルオークラで、今週末9/10-11に開催。 (福岡市・福岡市教育委員会・福岡市文化芸術振興財団の後援事業) 関連公募展 AFAF Award はアジ美交流ギャラリーで(9/8-13)。 東京とシンガポールで活動するギャラリー、前衛美術集団〈九州派〉のトークも同じく交流ギャラリーにて。詳しくはHP参照。 (ししお)