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8月, 2016の投稿を表示しています

蔡國強が国際交流基金賞受賞!

NY在住の中国作家・ 蔡國強 さんが国際交流基金賞を受賞 しました。 ArtiT 国際交流基金 第4回福岡トリエンナーレ 出品作家であり、1990年の「ミュージアム・シティ・天神」、1991年の「非常口 中国前衛美術家展」に出品(このときの作品はアジ美に所蔵されています)、2009年に 福岡アジア文化賞 を受賞するなど、福岡とも関わりの深いアーティストです。 おめでとうございます!  (ししお)

[アジア美術トーク] タン・ダウの軌跡、再び ― シンガポール・福岡

タン・ダウ、パフォーマンス「家」1999年、福岡アジア美術館、撮影:今村馨 [アジア美術トーク] タン・ダウの軌跡、再び ― シンガポール・福岡 日程:2016年8月28日(日)14:00-16:00 会場:福岡アジア美術館 交流スタジオ(8階) シンガポールのみならず、東南アジアの現代美術を牽引してきた美術作家タン・ダウ(1943年まれ)の活動をふりかえるトークを開催します。タン・ダウは、福岡とも縁が深く1991年には福岡市美術館で個展を開き、1999年には福岡アジア文化賞を受賞しています。今回は、東南アジア美術の研究者お二人、後小路雅弘氏(九州大学大学院人文科学研究院 教授)とシャーメーン・トー氏(シンガポール国立美術館 学芸員)を招いて、タン・ダウの初期作品から現在までの活動の軌跡をたどります。 なお、トークにあわせて、当館アジアギャラリーでは、タン・ダウの所蔵作品5点と、1991年に福岡市美術館で行われた2つのパフォーマンス映像を展示しています。あわせてご覧ください。※9月6日(火)まで http://faam.city.fukuoka.lg.jp/event/detail/435 [Asia Art Talk] Trajectory of Tang Da Wu Once More: Singapore - Fukuoka Date: 28 August (Sun) 14:00-16:00 Venue: Fukuoka Asian Art Museum, Open Studio (8F) Speaker: Ushiroshoji Masahiro (Professor, Faculty of Humanities, Kyushu University),  Charmaine Toh (Curator, National Gallery Singapore) We are pleased to announce our special talk on Singaporean artist, Tang Da Wu (born in 1943), who has lead the contemporary art scene of Singapore and Southeast Asi

今日のびっくり!

まもなく「びっくり!そっくり!~究極のリアル~」展も終わります。 このコーナー【今日のびっくり!】の最後に紹介するのは、インドネシアのチューシン・スティアディカラの作品です。 いまでは近代的なスーパーマーケットにかわってしまったバリ島のキンタマーニの古い市場を描いた絵です。 市場の喧噪が聞こえてきそうなリアルさです。 作者は、自分でとった写真をもとに描いていますが、どうぞ見比べてください。 ここでは一部を掲載していますが、どちらが写真で、どちらが絵でしょうか? 答えは上が写真で、下が絵です。「びっくり!そっくり!」でしょう? 全図は下のようになります。   チューシン・スティアディカラ 《キンタマーニ市場Ⅱ》1996-99年   各部分はとても正確に絵に再現されています。 でも、それぞれの配置は、作者が独自に組み合わせたものなので、実際の風景とは異なります。                               [ ☆ ]                                      作者の言葉: 私の絵画は、存在しない想像上の現実なのです。 ※ 「びっくり!そっくり!~究極のリアル~」展は8月23日までです。   

今日のびっくり / Today's Amazing!

"Amazing! So Real! Art of Likeness" will be ending soon. This is the last update of "Today's Amazing!," and I'd like to share with you the work of an Indonesian artist, Chusin Setiadikara. His painting depicts an old Kintamani Market in Bali, which has been turned into a modern supermarket today. His work is so real that you can hear the noise of the market, don't you think? The painting is based on the photography that the artist took. Please compare the two images. Can you distinguish the photo and the painting? The answer is... the above is the photo and the below is the painting. Aren't they so close? The above image is a part of the entire painting below. Chusin Setiadikara (Indonesia) "Kintamani Market II" (detail) 1996-99 Each part of the painting is highly accurate reproduction from the photography. However, since the artist changed the arrangement of each part, the painting is not exactly same as the actual

あじびの夏~絵本な日々

8月です。夏です。絵本展です・・・恐竜博士あらわる! 今日は、恐竜博士の真鍋真先生(国立科学博物館標本資料センター長)のギャラリートークがありました。 プログナソドンの本物の化石の前で説明をする真鍋先生。熱が入ってます! 絵本「せいめいのれきし」を通して、六〇〇〇〇〇〇〇年から一〇〇〇〇〇〇〇〇年も前にこの地球に生きていた恐竜たちのことを、子どもにはもちろん、大人にもわかりやすくお話しいただきました。 関心したのは、小さな子たちの鋭い質問。  どうして恐竜はいなくなったの?  どうして歯がたくさんあるの?  どうして首がながいの?  ○○ ザウルスと △△ ザウルスはどっちが強い?(どちらもの名前も、私には覚えられない!) 真鍋先生の答えにもひとしきり関心しました。 さすがに恐竜絶滅の推定理由は知っていましたが(^_^;)、歯が 2 年ごとに生え替わるとか(そのため恐竜は虫歯にならなかったらしいけど、生え替わる時期がバラバラなので歯並びはギザギザで悪かったらしい)、哺乳類と爬虫類の恐竜では首の骨の数がちがい、餌を探しやすくするため首が長かったと考えられていることなど・・・。 いや~面白かったです。 ティラノ サウルスのお面(ヘルメットみたいです)をかぶって遊ぶ子どもたち。 奥の、ティラノサウルスの影がなんだかリアルです。 プログナソドンの本物の化石(このブログの最初の写真)の姿は・・・下の絵のような姿だったと考えられています。いまから約6500万年ぐらい前の白亜紀後期に生きていた水棲の巨大な爬虫類です。真鍋先生によると、トカゲみたいなものとか。でも、体長は10mもあり、巨大なワニよりもずっと大きい。こんなのに襲われたくないですね~笑笑。 絵本展もあと4日。 今日も、子ども連れや保育園の団体で大賑わいです。    [ ☆ ] おいでよ!絵本ミュージアム 2016 7 月 26 日~ 8 月 21 日 会期中無休です。 http://www.kodomo-abc.org/ehonmuseum2016/index.html

あじびの夏~絵本な日々

8月です。夏です。絵本展です。 絵本ミュージアムの来場者 30000人 達成!!! 3万人目となった親子に、当館の森館長から記念品の絵本「せいめいのれきし」がわたされました。 絵本展も、あと一週間。 毎年5万の入場者を集めるこの企画。 これからの一週間に予想される来場者数は2万人なので・・・どうぞお早めに~。 [☆] おいでよ!絵本ミュージアム 2016 7月26日~8月21日 会期中無休です。 http://www.kodomo-abc.org/ehonmuseum2016/index.html

スポーツの祭典、夕方のニュースに登場!

8月15日の夕方、TNC(テレビ西日本)の情報番組「 ももち浜ストア夕方版 」にて、開催中の「スポーツの祭典-めざせ金メダル!」が紹介されました。 暑い日が続くお盆休み、涼を求めて各所でのイベントや企画を紹介するコーナーの中で取り上げてもらいました。 ポスターにも使われたミャンマーの美術作家サンミンの「競争」や、子供たちが卓球をしている光景を描いた中国の新年画などが登場。 インタビューでは観覧中の方のコメントも。「スポーツというとある程度決まった種目をイメージしていたけれど、それだけにとどまらないより幅広いスポーツの捉え方があるということを作品を通して知ることができました」とのこと。的確な感想、どうもありがとうございます! 「スポーツの祭典」、アジアギャラリーにてまだまだ元気に開催中です!

「スペシャルな個性が際立つ美術館」!

藤田令伊さんの新刊「 企画展がなくても楽しめるすごい美術館 」で、アジ美が 「スペシャルな個性が際立つ美術館」 としてアジ美が紹介されてます! 「スペシャルな個性が際立つ美術館」とは…… 「自分たちが何をするところなのかが明確で、そのことが外から見ている人間にも伝わり、館の特色や魅力として感じられます。ひと事でいえば、アイデンティティが明快なのです。」(同書p.193) アジ美はわずか2ページの紹介ですが、全国で1000を超える多数の美術館のなかから、有名な作家・作品のある美術館、スペクタクルな建築や庭園の魅力のある美術館などとともに、アジ美の特色・魅力が注目されています。 この本には、あまり知られていないユニークな美術館が多数紹介されていますので、各地観光も兼ねて訪れてみられたらいかがでしょう。もちろんアジ美にも! (ししお)

あじびの夏~絵本な日々

8月です。夏です。絵本展です。 絵本ミュージアムに関わっているのは絵本作家さんだけではありません。 福岡在住のアーティスト、角孝政さんも毎回、貢献してくださっています。 いつもは不思議な生き物などを制作されている角さんですが、絵本ミュージアムでは、これまでも「もぐらバス」「だるまちゃん」など数多くの絵本の主人公を作っていただきました! 今回は「おさるのジョージ」「チリとチリリ」。そしてチリとチリリに出てくる素敵なデザートなどです。 どれも、絵本から抜け出してきたみたいで、子どもたちに大人気です。 でも、いつ壊れるか・・・ややハラハラです (^_^;)                  おさるのジョージ   チリとチリリ。でも、どちらがチリでどちらがチリリなんでしょうね?                      チリとチリリが冒険した海の底にある宝物と素敵なデザート これは、福岡のメディア・アーティストのグループ あのラボ さん制作のものです。 つぼみの形のランプが二つあります。 その片方に話しかけると、その言葉が不思議な音に変換されて、もう片方から響いてくるというものです。子どもたちが、一生懸命に話しかけています。 そして、これは・・・ 村山知義の絵になる紙芝居。 大正から昭和に前衛的な仕事を精力的にこなした凄い作家ですが、絵本や童画にも関わりました。 ベストセラーの紙芝居で、村山らしい!?なんだかシュールな絵ですね。 ほかに「しんせつなともだち」など、よく知られた絵本も会場内にあるはずです。 絵本ミュージアムもあと1週間。 夜中のオリンピック観戦でつい寝不足かもしれません が、ぜひ絵本ミュージアムにもお出かけください。         [ ☆ ] おいでよ!絵本ミュージアム 2016 7 月 26 日~ 8 月 21 日 会期中無休です。 http://www.kodomo-abc.org/ehonmuseum2016/index.html

かえる着任(多言語化対応)

8/11付でキッズ・コーナーに アカメ アマガエル が着任しました。 全長125cm。 9月4日まで開催中の 福岡市博物館 大アマゾン展 ショップより。 遊んでくれる子どもたちを待ってます~ (ししお) (あまりに小ネタすぎるので公開控えてましたがFBでリーチ700件超えたので出します)  A red eye tree frog, 35 inch, is on his post at Kid's Corner on 11 August, moved from The Great Amazon now on at  Fukuoka City Museum .  Come to play with this big kaeru (frog / 青蛙 /  개구리 / la  grenouille /  Frosch /  kikker /  sammakko /  la rana /  katak /  กบ /  лягушка ) !  [Shishio]

西日本新聞「博多モノ語り」で紹介されました☆

少し間があいてしまいましたが、7月末に西日本新聞に大きく掲載していただきました。 これまでにない熱い見出しに、スタッフも大興奮でした☆ 西日本新聞「博多モノ語り」㉝ 福岡アジア美術館 紙面から

[FAAM COLLECTION] The relationship between sports and society in China's nianhua posters

In an on-going collection exhibition, "Sports Festivals in Art 'Who Wins a Gold Medal!" introduces four new-nianhua posters (traditional prints made before the Chinese New Year). The above is a poster by Li Mubai et al. While it looks like a peaceful moment of young girls playing with a ball, the red text on top of the poster says, "練好身體増加生産 (Work on your body, improve national production)." In China during the 1950s, sports were considered as a part of national policy to improve national security and production. Nianhua poster was used as a means to publicize the government's slogan. The poster below is a commercial poster of young girls playing with their roller-skates by Jin Meisheng who was active in Shanghai in the 1930s. The poster was made 20 years prior to the above ball playing poster yet it succeeded to express modern and open atmosphere of cosmopolitan Shanghai. After the foundation of the People's Republic of China, Jin Meisheng shi

中国、年画ポスターが映し出すスポーツと社会の関係

現在、アジアギャラリーにて開催中の展覧会「スポーツの祭典-めざせ金メダル!」では、中国の新年画ポスター(中国伝統の吉祥の絵画様式を踏襲したポスター)が4点展示されています。 その内の一点、リー・ムバイ(李慕白)らによる新年画ポスター。一見、若い女性たちがボールで遊んでいる光景のようにも見えますが、、、 その上に赤い文字で書かれた中国語は、 「練好身體増加生産」→「身体を鍛錬し、生産を増加しよう」(日本語意訳) 実は、1950年代の中国では、スポーツは国防と生産力向上を促進する国家政策の一部として位置づけられていていました。なので、スポーツを描いた年画ポスターもまた、体を鍛え国を守り、労働の生産性を上げようというスローガンを伝達する広報メディアでした。 このポスターの反対側には、30年代に上海でカレンダー付年画として活躍したジン・メイション(金梅生) が描いたローラースケートを楽しむ若い女性たちの商業ポスターが。上のポスターより20年も前の作品ですが、当時の国際商業都市、上海のモダンで開放的な空気を表現しているようです。中華人民共和国の成立後、彼もまた社会主義の理念とイデオロギーを表現するポスターを描くようになります。 時代や社会の体制が変わると、描かれる絵のモチーフやテーマもまた大きく変化してしまう。中国の年画ポスターの変遷は、社会の変化と体制が美術や表現にどのような影響を与え得るのかを、そのイメージを通じて教えてもくれるのです。

今日のびっくり / Today's Amazing!

先日から、須田悦弘さんの作品《菫(すみれ)》の展示を、「びっくり!そっくり!~究極のリアル」コーナーに加えました。 須田さんご本人が来館され、展示場所を指定。 ほうの木で彫られた菫の花の「そっくり!」度にも驚きますが、咲いている場所の「びっくり!」度にも大笑いするかもしれませんね。 ほとんどの人が気がつかずに素通りします。 でも、それでは、作家の思うつぼ?! ですね~笑笑 ぜひ、宝探しのように、あれ? こんなの美術館であり得ない! 変だ? と思う場所の周辺を探してみてください。ヒントは展示室にあります。                            [☆] びっくり!そっくり!~究極のリアル~ ~8月23日まで。 ---------- AMAZING! SO REAL! ART OF LIKENESS exhibition ends in 23 August ---------- We have moved Suda Yoshihiro's Gather  out of the display box and placed inside Asia Gallery. The artist himself visited the museum and decided where to place the work. You will be "surprised" not only for how real this wooden sculpture is, but also where the artwork is displayed. Unfortunately, most visitors pass by the artwork without noticing it. Well, don't play into the hands of the artist :) Please search for the artwork like treasure hunting. You will find it in a really odd place, which cannot be real in the museum. Hint is in Asia Gallery

あじびの夏~絵本な日々

8月です。夏です。絵本展です。 いまの子どもたちにとって、夏の風物詩とはどんなものでしょうか? 今年で10回目をむかえた絵本ミュージアムが、そのひとつになるといいなぁと思います。 さて、絵本ミュージアムの魅力は、絵本の世界を再現したようなセットだけではありません。毎日の ワークショップやイベントも、もうひとつの魅力でしょう。 絵本ミュージアムではこれまで、会 場で絵本を読んだり絵本の世界を体感することで 何かを心に留めること(インプット)と、そのインプットされたものを ワークショップで表現すること(アウトプット)を大切にしてきました。 そのため、会場の内外で、インプットとアウトプットが自然にできるような仕組みを作り出しています。 今日は、当日参加できるワークショップやイベンを紹介します。   [☆] *当日受付のワークショップやイベント* ■ 絵本ワークショップ 8 月 8 日(月)~ 10 日(水)、 8 月 15 日(月)~ 19 日(金 ) 1 回目 11:00 ~ 12:00   2 回目 13:00 ~ 14:00   3 回目 15:00 ~ 16:00 材料費として 500 円。 夏休みの宿題に、自分だけのおうちを完成させませんか?   ■ もくねんさん おがくずでできた粘土で遊ぼう ■ ジュース糖度実験 8 月 11日(木) ~ 13 日(土)  10:00 ~ 17:00 「おがくずでできた粘土で遊ぼう」は材料費 100 円。 ■ 読み聞かせ 毎日 1回目 11:30 ~  2 回目 13:00 ~ ※毎週金曜日(8月12日、19日)は、TNCテレビ西日本のアナウンサー、田久保尚英さん、津野瀬果絵さんによる読み聞かせです。 ■ 絵本作家のサイン会 どいかや      8 月 6 日(土) 7 日(日) 12:00 頃 はたこうしろう   8 月 13 日(土) 14 日(日) 12:00 頃 ※サインは、当日会場でご購入された絵本のみとさせていただいています。 ※おふたりによる

あじびの夏~絵本な日々

8月です。夏です。絵本展です。 絵本展がはじまって、はやくも一週間。 親子連れから保育園や小学校の団体まで、毎日 1000 人以上の人で賑わっています。 とくに、強い日差しを避けてか、午前中にやって来るひとたちが多いようですね。 今日は会場の紹介です。「しあわせの村」に見立てた会場をぜひご体験ください。 村へは、花畑の小道を通っていきます。愛らしい花が咲いていますが、子どもの背丈よりたかい花に、アリエッティになった気分! 村は海に面しています。 深いブルーの空間は、外の暑さを忘れさせてくれる海の中。《チリとチリリ うみのおはなし》の一場面です。 海岸沿いには、村の学校「ちきゅうがっこう」が建っています。 世界の子どもたちの写真絵本、世界の民話など、小学生向けに開校していて、授業の終わりと始まりを知らせる「キ~ン ♪ コ~ン ♪ カ~ン ♪ コ~ン ♪ 」のチャイムもなります。 学校の前は「こざるの映画館」。テレビでもお馴染みの「おさるのジョージ」の映画撮影セットは絶好の撮影スポット。放課後には映画を楽しむのがこの村の子どもたちの日課という設定です。 映画館の隣は「カールおじさんのアトリエ」。エリック・カールの名作《はらぺこあおむし》に出てくる果物のトンネルをくぐったり、《とうさんはタツノオトシゴ》にならって自分だけのタツノオトシゴを作るアトリエです。 アトリエの隣は「かみしばい小屋」。閉じた空間で落ち着くのか、常にごった返しています。いつの間にか、子どもたち自身による紙芝居が始まったりしてい ます。 紙芝居を見たあとは、「えほん美術館」で、長谷川義史《おひざでだっこ》《いいこねんえ》、どいかや《チリとチリリ うみのおはなし》の原画を鑑賞できます。展示室内には、なぜかちゃぶ台のセットも…。 会場のメインツリーのそばには、 緑豊かな野原が広がります。 鳥の鳴き声がふりそそぎ、子どもたちは葉っぱ型のクッションでゴロゴロして絵本を読んでいます。 野原は丘につづきます。でも、なんだか不穏なムード…丘の向こうには翼竜が飛んでいます!