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新ウェブサイト「アジア美術資料室」使い方指南 初級編①

アジア美術資料室」使い方指南  第1回 

新ウェブサイトアジア美術資料室は、福岡アジア美術館が長年収集してきた資料と、全アジアに広がる人的ネットワークを生かして、アジア近現代美術の理解を深めるための入口(gateway)です。しかしこのようなウェブサイトは世界的にも類がなく、しかも、もともと一般の人には今もなお近代以後のアジア美術についてほとんど知られていないため、どう使えばいいいのか、何を調べればいいのかわからない方が多いかと思います。そこで、まったくの初心者の方から、ややつっこんだ調べものをしてみたい方々に、下記のような使いかたのメニューをご提案してみます。

初級編

 サイト内検索(なんでも)

「知る」用語集(知らない用語)

「調べる」年表 検索(自分基準1)(自分基準2)

中級編

「調べる」年表 一覧(どんな時代?)

「調べる」年表 検索(行ったことがある、行ってみたい地域)

 サイト内検索(お気に入りの作家)

上級編

 自分の研究テーマで

 日本との交流


ではまず「初級編」を。

 サイト内検索(なんでも)

一番簡単な検索は右上の虫メガネマークをクリック、思いつく言葉(「東京」「タイ」「ビエンナーレ」「交流」とか)を入れてEnter。このサイト内どこにあってその言葉を含む記事が出ます。そこから興味のある出来事などが見つかるでしょうか? 現時点ではほとんど年表ですが……(なおこのサイト内になければ通常のGoogle検索になります) 

「ビエンナーレ」なら26件、ヴェネチアだけでなくアジア各地のビエンナーレが出ます。



ただしこの初心者向け検索だと並び替えや高度な検索はできませんので、もっとつっこんでみたい人は年表の「キーワード検索」で。すると現在もアジアで続く最古のビエンナーレは韓国の光州(1995年~)でなくバングラデシュ・アジア美術ビエンナーレ(1981年~)とわかります。

(つづく)