インドのニューデリーを拠点にするグラフィック・デザイナーのイシャン・コースラ氏を迎えて、その仕事に多大なインスピレーションを与えているインドの大衆文化や民俗芸術の魅力、そしてこれからのデザインの可能性について、たっぷりと話していただきます。聞き手は、小石原焼などの伝統工芸のプロデュースやデザイン研究に取り組まれている九州大学の池田美奈子准教授。アジア屈指の濃密でローカルな視覚文化と現代テクノロジーが交錯するインド・デザインの世界を、2人とともに漂ってみませんか。
[ トークイベント ]
インド現代デザインの行方
Work in Progress for Better Tomorrow
日 時:10月30日(日)15時~17時
会 場:彫刻ラウンジ(7階)
参 加:無料/予約不要
話し手:イシャン・コースラ/Ishan Khosla
インド南部のコーチ出身。ニューヨークの視覚芸術大学/School of Visual Arts(デザイン専攻)を修了後、2008年、ニューデリーで「イシャン・コースラ・デザイン」社を設立。『New Graphic Design』(Charlotte and Peter Fiell著)では世界のグラフィック・デザイナー100人に選ばれるなど、デザインとアートを横断する幅広い活動が注目を集めている。
聞き手:池田美奈子
東京都出身。ドイツ留学時にバウハウスと出会いデザインの道へ。帰国後、東京芸大大学院を修了し、デザイン誌の編集者となる。独立後にIIDjを共同設立し、情報デザインを中心に活動を展開。2003年より九州大学芸術工学研究院デザインストラテジー部門准教授。
通 訳:日英逐次通訳(岩本史緒)
問合せ:福岡アジア美術館 学芸課(中尾智路)
TEL: 092-263-1100 / E-MAIL: faam@faam.ajibi.jp