2019年3月6日水曜日

リー・ウェンよ永遠に  個人的な、しかしたぶん他の誰かにも共有される思い出(1)


2000年3月、アジ美とその周辺で開かれたアジア楽市楽座でのリー・ウェン(筆者撮影)


33日、リー・ウェンが、シンガポールの病院で家族や美術仲間に看取られながら亡くなりました。
リー・ウェンは、1988年にタン・ダウが創始したアーティスト・ヴィレッジに参加、日本を含む世界各地でパフォーマンスにより注目を集め、2005年にはシンガポール政府から文化勲章を受章、2012年にはシンガポール美術館で回顧展が開かれるなど、アーティストとしては国内外から非常に高い評価を受けた作家です。
リー・ウェンの活動については既に多くのことが語られ論じられてきましたが、クイーンズランド美術館ブログにはインタビュー映像もあり簡単に彼の芸術活動の概略を知ることができます。
出世作といえる「イエローマン」にとどまらない多彩な表現、2003年からの「想像力の未来Future of Imagination」というフェスティバルの企画、後進の育成、パフォーマンス研究(2006年に「PerformanceArt in Context: A Singaporean Perspective」という論文をLaSalle-SIA美術学校に提出しています)、Independent Archiveの開設などは、作家ウェブサイトで見ることができますが、その全体像を紹介するのは容易なことではありません(英語だし)。
なので(久々のブログなんですが)、アジ美に残る写真をひっぱりだし、私の個人的な思いを書かせていただくことで、パーキンソン氏病を患いながらも最後まで自分の表現と芸術の発展のために人生を捧げたこの「偉大な」アーティスト――私はあえて「アジア美術の英雄時代」を築いたひとりと言いたい――へのオマージュと追悼とさせていただきます。(つづく)
と、黒田部長が言ってます。(ししお)

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