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6月, 2018の投稿を表示しています

レジデンス研究者 滞在レポート①

  韓国光州国立アジア文化殿堂の支援を受け先週からあじびに滞在しているキムさんのレポートを毎週お届けします! (言語が得意なキムさんには日韓英3か国語の記事を書いていただいております!) ****  執筆者: キム・ジョンヒョン(金正賢) (1985年ソウル生まれ/批評家、インディペンデント・キュレーター) 先週から5週間、福岡アジア美術館(あじび)のキュレーターレジデンシープログラムに参加ししています。これから時々、滞在レポートと、ここでの研究成果のニュースを伝えようと思います。レジデンシー滞在者ですが、美術館の実務を地道にサポートする予定なので、あじびをより深く見ることができそうですね。  初日はこまかい雑務をこなしながら日本語のキーボードと格闘した後、広くて快適な滞在者研究室を満喫し、アジアギャラリーにいらっしゃったボランティアさんたちと、アジアの近現代美術で紹介されている、バン・ジョンア(韓国)の作品『こうやって生きています』(2007)とユ・キョンチェ(韓国)の作品『季節』(1962)を鑑賞しながら対話をし、錆びた日本語に油をさしたような時間でした。  美術館内にはカフェにあるオープン型図書館(アートカフェ)があり、美術関係者や研究者だけでなく、一般の観光客もあじびのアーカイブを閲覧しやすくデジタルへ移行する以前からあじびが調査・収集してきた記録まで閲覧することができるのが良いです。人のノート盗み見て楽しく学び、ノートの持ち主たちとも思う存分交流していきたいと思います。 **** Kim Junghyun  (art critic, independent curator; b.1985, Seoul)  I’m going to take part in the Curator Residency program at Fukuoka Asian Art Museum (FAAM or AJIBI in short) for 5 weeks (6/18-7/20). I will share some news from here or about my research from time to time. I have a spacious and satisfying private

チョック・ユエ・ザン滞在作品公開&トーク

平成30年度受入支援事業 チョック・ユエ・ザン 滞在作品公開&トーク 福岡アジア美術館に5月より滞在していたチョック・ユエ・ザンさんが、短い滞在の中で7点の絵画作品を完成させました。福岡の海や山などの自然をテーマに、絵の具を塗り重ねた後に画面を彫るという手法で制作した作品です。 つきましては、滞在作品を公開するとともに、作家本人によるギャラリートークをおこないます。ぜひご来場ください。 日時: ◎作品公開:6月23日(土)~7月10日(火) ◎トーク :6月23日(土)13:00~13:40  *逐次通訳(英語/日本語) *トーク後、マレーシア文化の紹介として、作家によるマレーシア・バンブーダンスの実演(15分程度)があります。 場所: 福岡アジア美術館 ラウンジM8(中2階) *入場無料 アーティスト紹介: チョック・ユエ・ザン/Chok Yue Zan 1994年生まれ、タワウ(マレーシア)在住。 自然の風景と家族や友人など身近な人々の記憶を結び付けた絵画を制作する。 「ユナイテッドオーバーシーズ銀行絵画賞2017」でマレーシア部門最優秀賞を受賞。 [滞在期間:2018年5月14日~6月24日]